2011年10月06日

裸のマハ

この絵・・・だれの絵?

スペインの宮廷画家としてデビューして6年後、突然の病に倒れ、
46歳で聴覚を失いました。

裸のマハ

この作品は、西洋絵画史上初の「生身のヌード」作品として有名です。
それまでは神話や歴史上の人物(ビーナスなど)として描かれていました。
彼は、この『裸のマハ』で・・・カトリック教会から宗教裁判にかけられました。

裸のマハ

彼の名は『ゴヤ』Francisco de Goya

ゴヤは同じモデルに着衣で同じポーズをとらせて『着衣のマハ』を描きました。
マハというのはモデルの名前ではなく、小粋な女という意味だそうです。

日本では40年ぶりの本格的「ゴヤ展」が国立西洋美術館[東京・上野公園]で、
開催されます。
目玉は『着衣のマハ』が来るのです。
会期は、2011年10月22日(土)~2012年1月29日(日)月曜休館です。
スペイン国立プラド美術館の所蔵品を核に123点のGoyaを鑑賞できるのです。
美容に携わるものとして、ぜひ皆さんに観てもらいたいと思います。
みやびなロココ時代から激動のロマン主義芸術がそこに展開します。

僕は中・高校時代に、ゴヤの「プリンシペ・ピオ丘の銃殺」と
ジェリコーの「メデューズ号の筏(いかだ)」(政治的弾圧があった)を観て、
画家たちの主張を封じ込める国家や宗教に異議を感じ、
映画「いちご白書」で・・・学生運動に目覚めたことを覚えています。


展覧会、行った人は感想聞かせてくださいネ(^.^)face05



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